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高知からクルマ依存交通社会を問い直す[90] バイク(二輪車)についての考察(その4)

各種の二輪車や四輪車でどれくらい維持費が違うのかを分かりやすくするために、表を作ってみた。

Photo
(クリックで拡大して見れます)

燃費や任意保険も比較対象ではあるが、燃費は同じカテゴリーでも車種によってまちまちであり、使用条件にも大きく左右されること、任意保険もプランによってピンからキリまであることなどにより割愛した。

ちなみに、普通乗用車は大衆車の代表であるカローラを取り上げたが、参考程度までミニバンであるエスティマの場合も追記で載せよう。エスティマ(2WD仕様)だと排気量は3456ccなので自動車税は年間58000円、車両重量は1840kgなので重量税は年間25200円である。合計すると、
 自動車税58000円+自賠責10303円+重量税25200円=93503円

これらを比較すると、いかに原付2種がコストと利便性の両面で優れた乗り物であるか、一目瞭然であろう。燃費も大抵の車種で40km/L以上あり、任意保険も原付1種と同じくファミリー特約で格安である。修理費も安い。

表に挙げた項目だけでも、軽自動車(乗用)と比べても15763円の差で、普通乗用車の場合だと実に59289円もの差になる。燃費、任意保険料、メンテ費を考慮に入れるとその差はさらに開く。

単に安いから絶賛しているのではない。軽四輪や普通乗用車と同等(高速道路は走れないが)の機動力を持ちながら、維持費が原付1種と同等という利便性とコストの両方で優れた特性を評価しているのである。

要するに、

原付1種の不便な点はすべて解消。ただし、維持費用は原付1種とほぼ同等。

ということである。

ちなみに、250ccクラスのバイクもかなりコストパフォーマンスはいいと思う。高速道路も走れるという領域では、究極のコストパフォーマンスを誇っている。ただ、このクラスになると燃費がそれほどいいわけではなし、任意保険についてはファミリー特約が適用できず、単体加入でも原付2種と比べたら高くなってしまう。とは言っても、非常に魅力的なカテゴリーであることには間違いない。ビッグスクーターは、重量感があり安定性も高いので長時間乗ってても疲れにくし。

原付2種についてもっと知りたいという方は、以下のサイトを参照してください。

原付2種の基礎知識 (49のソコヂカラ)
原付二種パラダイス
間違いだらけのコミューター選び (★快適★交通★宣言★)
原付2種の世界 (男の放課後別館)
原付2種の勧め (猫の国)
原付二種へのお誘い (梁川@排水溝通い)

繰り返し言うが、これまで原付1種以外のオートバイは趣味の乗り物で、実用ではせいぜいバイク便で使う程度の特殊な乗り物だと思っていた。

実際に、道路上を走っている乗り物で、自転車と原付1種以外の二輪車は少数派中の少数派で、特にどうこう言うものだとも考えていなかった。二輪免許を持っている人はそれほど多くないし、二輪免許を取ろうなんて考えてもないと言う人がもはや大多数だろうし。

今になって、高知では原付2種は数多く走っているのに気が付いたが、これまで黄色やピンクのナンバーの意味をきちんと認識していなかった。普通の原付1種だとスルーしてあまり気にしていなかったというのが正しいところだ。

しかし、その盲点となっている原付2種スクーターに関しては、きちんとそのメリットを伝えることできれば、改めて二輪免許を取得してでも四輪自動車から乗り換えようと言う人は多くいるだろう。

実は、私だってそうだ。原付2種というカテゴリーを知ってからというもの、かつて取ろうと思って忘れていたに関わらず、すぐに思い立って教習所に行って取った。原付2種に乗るなら、AT小型限定でいいのだが、どうせならと限定なしの普通自動二輪で取った。

原付2種がマイナーなのは、免許が四輪とは別に必要というだけではないだろう。

そりゃ、趣味的なオートバイの世界で見れば趣味性の薄いマイナーなカテゴリーだ。だが、一般的な交通社会全体で見渡したら、コストと利便性の両面から本来は軽四輪と肩を並べて大活躍できるはずのカテゴリーだ。少しの荷物を持って一人で移動するなら二輪車で十分なはずだから。

マイナーなのは、世間一般に原付2種(というかバイク全般)に関する情報が少ないことに尽きると思う。私だって正確に理解していなかったことが如実に表している。軽四輪の売り上げが好調なのは、ずばり維持費が安いからだ。それなら、それよりさらに安くて利便性も申し分ない原付2種は、二輪免許新規取得などたいした障壁でもないくらいの魅力を持っていると確信している。
(普通免許で125ccまで乗れるようになるとかいう話があるが、私はそれは反対である。詳しくは後ほど書こう。)

いきなりバイクについてぐだぐだと書いて「こいつは、何を言いたいのか?」と思われる方もたぶん多くいるに違いない。端的に言うと以下の通りだ。

・原付2種の普及促進でクルマ依存社会の牙城の一角を崩す!

・果たしてここまで四輪自動車が必要か?バイクで充分ではないか?

・カーシェアリング本格普及、私有四輪自動車削減の前哨戦 

・環境問題(エコロジー)は程度の問題である

詳しくは、次の記事で書いていく。

Img_6893
(原付2種の例 YAMAHA シグナスX)

Img_6945
(原付2種の例 SUZUKI アドレスV125G)

〔高知からクルマ依存交通社会を問い直す一覧〕

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