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夜須町最奥地の仲木屋・沢谷へ(前編)

夜須町羽尾という桃源郷(その4)の続きですが、前回までとは方向性を変えます。

仲木屋は、羽尾よりさらに北に行った夜須町の最北端に位置する場所です。かつては集落がありましたが、とうの昔に廃村になっていますので、集落とも地区とも言えまい。場所と呼ぶのがふさわしいでしょう。

沢谷も同じく、羽尾の東側に位置していて、いまは誰も住まぬ地。

まさに、夜須町の秘境。

夜須町在住者でもほとんどの人は踏み入れたことがないと思われます。羽尾ですら行ったことないって人が多いでしょう。

この私だってそうでした。地図でしか確認したことのない、ずっとベールに包まれた場所でした。

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(クリックで拡大できます)

ご覧の通り、羽尾よりさらに奥地です。

いろいろ話を聞いていると、仲木屋はアンテナ鉄塔がある場所らしい。そのアンテナ鉄塔、実は夜須の町からも見ることができます。

Img_6552

山頂付近に立っているアンテナがそうです。

24bit03

上の写真を拡大しました。いかにも遠そうです。

まずは、面白いレポートがありましたので紹介しましょう。

アンテナ鉄塔へ行こう

道が舗装されてない・・・・。野生の鹿がいる・・・・。

確かに、マジで凄まじいところらしい。

でも、雄大な四国山地の大パノラマが眺められるらしい。

「これは、すごい! 是非行かねば!」

と、思って行ってきました。

幸いにも、未舗装路でも走行可能なMTBを高知に持って帰っていたので、これで挑戦に挑みました。

2009年6月7日(日)のレポートです。

県道51号線を羽尾よりさらに奥へ進みます。三叉路があらわれます。

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これを右へ行きます。左へ行くと、旧香我美町舞川地区へ至ります。

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ここから先は「普通林道仲木屋線」に入ります。

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しばらくは舗装路を進みます。

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それにしても、森林の状態が悪いのが気になります。枝打ちも間伐も満足にできていないようです。まさに日本の林業が抱える課題です。

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アンテナ鉄塔が近づいてきましたが、まだまだ遠いです。

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(クリックで拡大できます)

美しい初夏の山々。景色は雄大ですが・・・。

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とうとう舗装路も終わり、ダートに突入。ブロックタイヤを履くMTBの本領発揮です。

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(クリックで拡大できます)

林道から眺める景色も素晴らしい。余談ですが、猪やら鹿やらに遭遇しました。写真に収めようと試みましたが、一目散に逃げられて失敗です…。

Img_6657

白い何が書いてあるか分からない看板が見えてきました。アンテナ鉄塔へ至る道の入り口です。ここから先はさらに急勾配ですが、あと一息で到着です。

Img_6652

ところどころに標高を示す標識が立っています。標高765m。ずいぶん高いところへ来ました。そして・・・・、

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着いた!!とうとうアンテナ鉄塔に着きました!!

ずっと、下から眺めるだけだった鉄塔ですが、目の前で見ています!

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自転車であがってきたという一応の証拠です。

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やはりと言うかNTTの鉄塔です。携帯電話の電波塔と思われますが、鉄塔自体は昭和50年代から存在しているらしいので、他の用途でも活用されているかもしれません。

そして目玉は、なんといってもそこから展望できる絶景です。

Photo_2
(クリックで拡大できます)

Img_6649
(クリックで拡大できます)

四国山地の山々が大パノラマで一望できます!苦労して来た甲斐がありました。

ということで、休憩後ののち、仲木屋へ来たもう一つの目的、仲木屋集落の跡を探そうとしましたが・・・。

まるで痕跡など見当たらず・・・・。

あったのはこの石碑のみ。

Img_6656

この下100mに羽尾小学校仲木屋分校があったらしい。しかし、そこへ行く道すら見当もつかない…。それにしても、こんな山頂に近く平地もまともに存在しない場所に集落が存在したこと自体が驚きです。

羽尾小学校仲木屋分校(夜須町)
仲木屋分校へ (自由は土佐の加茂より)

このページによると、崩れかけの石垣くらいしか残っていないらしいです。何しろ、昭和37年(1962年)3月に最後の住民が出て行きそれ以来無人となっているとか。(『夜須町史 下巻』の巻末年表による) 廃村から実に半世紀、完全な自然に還りつつあるようです。

もはや探索は不可能。あきらめ羽尾大釜荘まで戻り、次は沢谷地区へ。

夜須町最奥地の仲木屋・沢谷へ(後編)

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コメント

 20年ほど前にNTTに言われて現地を見に行ったことがありました。防錆塗装の関係です。
 当時は今の携帯電話の中継局ではなく、ポケットベルの中継局であると聞いていました。

 ちゃんと鉄塔も劣化せずに立っているので安心しました。夜須の役場から車で1時間ほどかかった記憶があります。

■けんちゃん

鉄塔は竣工から30年以上経っていますが、まったく古さを感じさせませんでした。きちんとメンテナンスがなされているようでした。

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