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次世代実用自転車のスペックを考えてみる

 以前に「実用車よ21世紀に甦れ!」という記事で、従来の実用車には欠点があり、実用車を再起させる上では、その欠点を改良することが必要だということを書いた。

Img_5506
(実用自転車の一種である郵便配達用自転車)

 最大の欠点は、重量物を運ぶに関わらず単一ギヤしかなく勾配などで全く歯が立たないことである。その点については書いたが、より詳しく述べていこう。具体的なスペックを考えてみる。

<フレーム・フォーク>

 この部分は、従来の実用車の堅牢な設計を引き継ぎ、頑丈なダイヤモンドフレームとする。材質は、従来の普通鋼よりも耐久性を高めたクロモリ鋼がよい。耐久性とコストと乗り心地を同時に実現できる材質は、もともと鉄しかない。

<ホイール>

 26インチのタイヤとするが、この部分はMTBで使っているパーツを流用してもよい。MTB用は強い衝撃に耐えられるように設計されているので、重量物を運ぶ実用車にもってこいだろう。

<ブレーキ>

 これも大きな問題だ。従来のロッドブレーキは時代遅れで問題外。全面的に見直す必要がある。ママチャリのブレーキは制動力に難があるので論外だとしても、Vブレーキもやや難がある。どうしてもリムを押し付けるため、雨の日などにはアルミ粉で汚れてしまう。ということで、前後ともディスクブレーキを装備するのが望ましい。これもMTB用のものを流用すればよいだろう。

<変速装置>

 重量物を積んでの発進や勾配での走行を考慮すると変速装置の装備は必須である。現在ではこれがないために、恐ろしく使えないシロモノになっている。また、荷物を積まない時には、そこそこスピードを出して走れるようにしたい。

 どういう変速装置がよいか。外装ギヤでは停車時に変速できない欠点がある。これでは使い勝手悪い。よって、内装変速にすべきだが、最も普及している3段変速では、きめ細かい対応が不可能だ。そこで、シマノのインナー8を用いて8段変速にするとよいだろう。

 ママチャリ8段変速化(SHIMANO 内装8段 インター8)

<その他>

 どうしても、堅牢な設計にするためある程度は重くならざるを得ないが、軽量化できる部分は軽量化したいもの。ハンドル、シートポスト、チェーンケース、ドロヨケなどはアルミパーツを使って軽量化が可能だ。総重量は20kg程度にしたい。また、専用のリヤカーも同時に設計するとする。

 こうなると、従来の実用車との違いは、「クロモリフレーム」、「ディスクブレーキ装備」、「内装8段変速」の3箇所であるが、耐久性を確保しつつ使い勝手のいい実用車が実現できるだろう。その他のパーツでも、上手いこと既存のMTBのパーツを取り入れたら比較的低コストで良質な実用自転車が開発できると思う。

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