« 高知から持続可能な交通を実現する(54) 「教師こそなるべく公共交通または自転車通勤で」 | トップページ | 高知から持続可能な交通を実現する(55) 「ごめん・なはり線関連の資料置き場」 »

そろそろ自転車言論界に参入しようか

 疋田智氏のメルマガ最新記事「自転車オススメ本スペシャル(1)の(週刊 自転車ツーキニスト335)」にあるように、”空前の自転車ブーム”であるそうだ。確かに、ママチャリではない自転車が目立つようになってきた。スポーツ自転車の売上もかなり好調だと言う。

 そして、同時に書店も”空前の自転車ブーム”になっているとか。昨日、書店に行って自転車コーナーを覗いてみたが、雑誌のバリエーションがものすごい…。様々な雑誌が、矢継ぎ早に創刊されている。3年前に『自転車生活』、『自転車日和』、『自転車人』がほぼ同時に創刊されたが、現在の状況はそれにも勝る盛況ぶりである。私が見ても何がなんだか分からないくらいだ。

 単行本もまたすごい。メルマガにあるように、疋田氏の著作も含め色々出版されている。とりあえず、疋田氏の『自転車をめぐる冒険』と、エンゾ早川氏の『まちがいだらけの自転車えらび』は、購入して一読してみたが、その他はなかなか時間がなくて読めないでいる。

 さて、前置きが長くなったが、本題はそろそろ私も自転車言論界に本格参入しようかということである。それを視野に入れて、自転車関係のことは積極的に勉強してきたし、当ブログも開設した。だんだん、焦点がずれてきたけどね・・・・。

 今まで自転車の本が色々と発刊されているものの、ある内容のものがないことに気がつく。疋田氏の自転車啓発本から、メンテナンス本、サイクリング入門本、自転車世界一周本、メカニック本、健康・ダイエット本、自転車エッセイ、小説、硬派な都市交通論本と本当に多岐にわたる。しかし、私がかねてから考えてきたものが全くと言っていいほど存在しないのだね、これが…。

 そもそも、こうやって自転車ブームに沸き立っているのは、大都市が中心だと思う。地方都市では、決してブームではないのだ。私は、高知県という田舎の出身でしかも県庁所在地から20kmほど離れた香南市夜須町であるので、ある程度は事情は知っているつもりである。ここ最近ずっと、ガソリン価格が毎月のように上昇しており、みな悲鳴を上げている。食品等も値上げになるし、本当に大変である。

 にも関わらずだ。香南市近辺などでは、自転車を見直そうという動きなんか全く見られない(ように思える)。時々帰省しても、本当に自転車が走る姿を見かけない。10年前のほうがまだ見かけたぞ…。それに、「これくらいの距離なら自転車で行けよ」と思うような距離ですらみんなクルマをよく使う。たかだか1kmや2km先に行くために…。確かに、いくらガソリンが高騰すれど自転車に乗る習慣がないので、迅速に切り替えできないのだろう。

 それに、大都市に比べ情報が圧倒的に少ない。私だって夜須町から高知市までの20kmほどの距離をよく走る自転車少年だったに関わらず、大学に入学するまでは、全くスポーツ自転車に縁がなかったのだ。どこからもそれに関する情報がもたらされなかった。

 スポーツ自転車には、どんな種類があるのか、どんな特性があるのか、どこで売っているかということすら知らなかった。いや、完全に縁がない別物だと考えていた。ママチャリのことを「フツーの自転車」と呼んでいたことからしてそうだ。その思い込みを解いて下さったのが、疋田智氏の名著『自転車生活の愉しみ』である。多くの人にとっても、ホームセンターとスーパーにおいてある自転車の世界しかないのではないだろうか。個人の零細自転車屋は絶滅寸前だし。

 ということで、いかに高知みたいな地方都市で、自転車を見直してもらおうという趣旨で本を書こうと考えている。地方都市に焦点をあてた本、今まで全然なかった。あるとすれば、盛岡市在住の斉藤純氏による『ペダリスト宣言』くらいか。

 完全な初心者本でもなく、硬派になりすぎないレベルで行こうと思う。ただ私が書くことだから、あまり堅い内容にならないように配慮してもちょっぴり硬派な内容になるだろうね。今までにない挑戦になることは間違いない。自転車なんか忘れている一般大衆に対して、これまでの自転車の凝り固まったイメージ(短距離、低速、ごく近所の乗り物、かったるい、安ければ安いほどいい)をぶっ壊さなくてはいけないからだ。でも、地方都市でも自転車の出番は多いこと(公共交通の水準や移動距離の短さなどによる)、家計の救世主になることは間違いない。そういうメリットをきちんと伝えていきたいと考えている。

 まだ仮題だが、タイトルは、

『地方都市の自転車生活 ガソリン高騰を乗り越えて』

を考えている。

 これじゃセンスない?売れない?そうかもしれない。もっと、売れそうなタイトルを考えなければいけないね。進捗状況は、まだ30%ほど。今までこつこつと少しづつ書いてきた。7月中には、なんとか一通り書き終えたいと思っている。

« 高知から持続可能な交通を実現する(54) 「教師こそなるべく公共交通または自転車通勤で」 | トップページ | 高知から持続可能な交通を実現する(55) 「ごめん・なはり線関連の資料置き場」 »

私と自転車」カテゴリの記事

コメント

 どもどもどもどもヒキタです。
 お久しぶり。
 いや、そのタイトル、売れると思うよ。ガソリン高騰が入ってるところがいい。
 高知と同等、それもテイストが似てる宮崎県出身の私としては、期待してます♪

■ヒキタさん

おーーーーーーーーー!
私のブログ、ご覧になられていたんですね。
驚きです。そして、お久しぶりですね。
今度こそ、かつてのバイコロジーみたいに一過性のブームに終わらぬよう、真の自転車文化を定着させたいものです。そのヒントは、キューバにあるとかないとか・・・・・。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/103591/22258765

この記事へのトラックバック一覧です: そろそろ自転車言論界に参入しようか:

« 高知から持続可能な交通を実現する(54) 「教師こそなるべく公共交通または自転車通勤で」 | トップページ | 高知から持続可能な交通を実現する(55) 「ごめん・なはり線関連の資料置き場」 »

2016年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ブログランキング

プロフィール

最近のトラックバック

土佐人のブログ

無料ブログはココログ