« 書籍紹介(13) 『核大国化する日本 平和利用と核武装論』 | トップページ | あまりにも意味不明な道路標識 »

「読み逃げ」「踏み逃げ」 mixiはかなり特殊なネット環境!

最近、最大のシェアを誇るSNS「mixi」について、
 「読み逃げ」「踏み逃げ」は失礼な行為に当たる 
かということが話題にになっている。
「読み逃げ」とは、足あとをつけておきながら日記にコメントせず無言で立ち去ることだ。実際、プロフィールに足跡帳を作って「必ずメッセージを残すように」と、明言している人もいる。

しかし、一方で、
「なんで、日記見たからといって必ずコメント残さないかんの?」
「コメントを強制されるのはおかしい。コメントを残すか残さないかは自由。」
「異文化だ。」
「読み逃げなんて言葉があるなんて。」
などと。 むしろ、こっちの方が多数派だ。
私も、基本的に同じ意見。閲覧しただけでコメントする義務があるなんてどうかしている。
だいたい、読まない限り(足あとつけない限り)コメントはできない。
それに、コメントを考えて文章にするにも、結構、時間と労力がかかる。忙しい時は、コメントまでする気になれないことも多いだろう。
それでも、コメントを強要するような態度をとるならば、絶対コメントを残す意志がない限り全く閲覧できなくなってしまう。
それは、書いた本人にとっても本末転倒だ。コメントを強要するあまり、書いたのに誰にも読んでもらえないとなったら、全く意味がないではないか?
コメントが残らなかったといって、「無視された」わけではなく、足あとを残したということは一応、開いて見た(しっかり、読んだかどうかは分からない)証拠である。むしろ、まず見て読んでもらえないとコメントなど全体に残せない。コメントするかどうかは、内容や時間の都合を勘案して閲覧者側が決めるものである。

    読む労力 <<<<<< コメントを書く労力

読むと書くでは、労力の差は相当あるので、強制させられるものではない。
読んでもらえるだけでも、文章の価値は認められたわけだ。いきなり、返事をするというレベルを要求するのは、読者にとんでもなく高いハードルを求めているということを認識すべきだ。

だいたい、一般のブログに「読み逃げ」なんて概念は存在しない
IPは解析できるものの、いちいちそこまでチェックしようなんて思わないし、詳しくは特定するのは不可能だ。むしろ開設しているからには、多くの方々に読んでほしい。その中でコメントがあると嬉しいのは確かだが。
ネットの世界なんて、99.9999%は「読み逃げ」「踏み逃げ」で成立していると思うのだが。
これだけとっても、mixiは特異なネット文化だ。よしあしは別にして。

mixiには、昨年9月から始めたが、ほどなく通常のネット環境とは相当異なることが分かってきた。1997年頃のネット黎明期からの古参者として相当違和感をおぼえることが山積だ。

普通、一般のサイトやブログでは閲覧に関しては全くの自由だ。ネットにアクセスしているならば誰がいつどこで見てもそれを拒むことはありえない。お気に入りに入れて、時々更新をチェックするのも、少しずつ小分けにコンテンツを閲覧することも何ら問題はない。私だって、今まで普通にそうして来た。
それが、インターネットの最大の特徴かつ利点である。だからこそここまで普及したといえる。

しかし、mixiではその延長上で接するととんだ目に遭う。
最初の頃は、勝手が分からなくて、またどこに高校時代の同級生がいるか、コミュニティがどうなっているかどんな人が参加しているかなど調べまくった。
今までネットに接してきた要領で、mixiサーフィンしていた・・・・・。
人のアカウントに足あとを残しているなんて感覚はそれほどなかった。

どうらやそれがマズイようである・・・・。
それにしばらくして気づいた。
たまたま、ある顔見知りでもない人のアカウントをお気に入りに入れて、なんとなく時々見ていた。更新される日記が結構おもしろいからである。
だが、ある日、日記が「友人までの公開」になっていた。
「ひょっとして、自分の足あとが影響したかな?」と、少しは考えた。マイミクまでの公開にしたかったら、その変更は自由だと思う。別段これは全然問題ない。面白い日記が、見れなくなったのはちょっと残念だが仕方ない。その後も、なんとなくお気に入りサイトをのぞく要領で何回かアクセスしてしまい、ある日、自分の足あとにそのアカウントが・・・。こっちには、踏み返してこなかったので、いやな予感が・・・・・。
その予感は的中した。クリックしてみると・・・・・・。

「申し訳ございませんが、このユーザーのページにはアクセスできません。」

つまり、アクセス禁止にされたわけだ。
完全に後の祭り。謝罪しようにも、メッセージすら送れない。

正直こたえた。
特定の個人に対する一方的な排除だし、何の予告もなくいきなりアク禁にされたからだ。
日記を不特定ユーザーに見られたくなかったら、「友人までの公開」にすればすむ問題である。

見ただけで、アクセス禁止・・・・・。今までのネット社会では、考えられなかったことである。掲示板やブログのコメントで、問題投稿を立て続けにした場合、投稿禁止になることはある。これは、当然の措置だと思う。
しかし、定期的に閲覧しただけで、制裁を受けるなんてまずありえない。サイトやブログの開設者も、匿名の不特定多数がアクセスすることを前提に開設しているからだ。むしろ、アクセスが増えた方が光栄だ。

mixiでは、足あとに、過敏に反応する人も少なからずいるようで、「足あと」という機能が、いろいろ厄介な問題を生んでいるのは確かだ。「踏み逃げ」もその一つである。
「足あとなんてあまり気にしないだろう」「自分の足あとなんて他のアクセスに埋もれているだろう」と、足あとを軽く見ていた。それ以来、閲覧に慎重にならざるを得なくなった。

確かに、今までサイトを持ったこともない人や、ネットに疎かった人が多く参加しているだけに、従来のコンセンサスとは相当異なるようだ。
どうやら、
迂闊にあちこちのぞかないという暗黙のルールが出来ているようだ
マイミクであっても日記をアップしないかぎり誰も足あとを残してはこない。いや、日記をアップしてもマイミクの2割も足あとが残ればいい方だ。やはり、迂闊に踏むと意思表示になり、行動記録が残るから躊躇してしまうものだろうか?

だから、「読み逃げ」について、確かに大量にコメントが付いている日記を見ると、mixiにそのような風習もあるように思える。そういう日記は、まず馴れ合い的なもので、「女子高生の携帯メール交換」の延長線なんだと思う。
「つながってないと不安」的な・・・・・・。

私は、足あと自体は否定しない。足あとに興味深い人が来てたら、こっちからコミュニケーションを取れるからだ。サイトでは、閲覧者が掲示板に書き込むかメール送ってこない限りそれはできない。便利な側面はあるが、問題は、その足あとで被害妄想的に解釈してしまうユーザーがいるということだろう。

私のmixiアカウント、ブログは踏み逃げで、全然結構です。

« 書籍紹介(13) 『核大国化する日本 平和利用と核武装論』 | トップページ | あまりにも意味不明な道路標識 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

  日本独特のネット文化なのかもしれませんね。SNSとか言うのでややこしくなりますね。むしろ一般的な「社会性」「実践性」は乏しい人達が多いのかもしれませんね。

 ご指摘のように文章を読むのも大変。書くのはもっと大変。記事に反応がないのは当たり前。1年ぐらい経過してコメントされたほうが自分としては嬉しいものです。
 その点従来型のホームページのほうがブログよりはヒットするようです。

 アクセス数とか、読む読まないのはどうでもいいことですね。
 読めなくする措置をするのは「もったいない」とは思いますね。

>けんちゃんさん

私は、mixiもブログも情報発信、情報収集を主眼において活用していますけど、ほとんどは友人同士の馴れ合いが占めていると思います。

ブログもコメントが多い方がすぐれているわけでは決してありません。しっかりしたブログは、かえってコメント数が少ない傾向があるようです。それだけ、コメントする方も考えて書かなければならないので大変なわけです。
コメントが大量に付くのは、馴れ合い的な内容が多いようです。

はじめまして。
“mixi”でキーワード検索して、ココへたどりつきました。
身近にmixi参加者がいないものですから。
読み逃げ派の私にはやはりmixiは不向きなのかなぁと思いながら記事を読ませていただきました。
情報収集の手段としてmixiを利用したいと思っているのですが、よく考えてみたらmixiでなければ得られないという情報など存在しないのですよね。
紹介メールがないと参加できないというシステムなのでそこに集まる情報もディープなものが多いのかなと期待している面もあったりするのですが。

やっしーさんがご指摘されているように「馴れ合い」のコミュニティが,mixiには多いようですね。「排他性」まで感じます。許容量が狭い。

 それなりに発展はするでしょうが、mixi以外の社会での適合性が問題になるいかもしれませんね。「馴れ合い」に快感を覚えますと、他の情報がはいらなくなり、かえって「情報過疎」を生み出しているかもしれませんね。

 IT型「井戸端会議」であると言えますね。情報は「めったにあわない」人からいただくのも大事です。「鎖国」をするのはもったいないとつくづく思いますね。

mixiではありませんけど、メディアによる温度差という事だとサイトとブログ
の間にもかなり「常識」の違いを感じます。

サイトというのは本来自分の中で消化したものを発表する場だと私は思う
のですが、ブログの時代になってからは「どこかかから情報をテンプレート
として持ってきて書く」というのが当然のようになってきていますし・・・。

発言の内容に対する自覚とコミュニケーションの形態の間にはきれいな相
関関係があると思うので、それ自体とても興味深い事象だと思います。

>アリスさん
コメントありがとうございます。
確かに本質的な議論はあまりなされていないようですが、「オススメの美味しい料理屋」などは、コミュニティの掲示板で情報収集できますよ。

>けんちゃんさん
こちらが参考になります。
「mixiに頻繁に通うのは失礼?」
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2007/0305/121726.htm?g=01

>鉄下駄さん
確かに、そういう傾向が強いですね。
ニュースに対する私見というか。

>やっしーさん
「mixiに頻繁に通うのは失礼?」を読ませていただきました。
非常に参考になりました。どうもありがとうございます。
私は読み逃げ派の上にお気に入りのサイトへは頻繁に通うほうなので、私にはmixiは向いていないようです。

>アリスさん

やっぱりmixiというよりは、ユーザーにはそう捉える人が多いんですね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/103591/5885386

この記事へのトラックバック一覧です: 「読み逃げ」「踏み逃げ」 mixiはかなり特殊なネット環境!:

» mixi読み逃げ禁止ってなんだ? [J-KINGの独り言]
mixiで足跡を残しているけど 訪問先の日記を読んでもコメント書き込みせず、 足跡帳にもなにも書かないという行為。 それが読み逃げといわれるようだ。 自分のペー [続きを読む]

» 希薄な関係こそ重要 [けんちゃんの吠えるウォッチングーどこでもコミュニティ双方向サイト]
 異質な発想や、着想のヒントは、ふだんめったに会わない人との関係がとても大事であ [続きを読む]

« 書籍紹介(13) 『核大国化する日本 平和利用と核武装論』 | トップページ | あまりにも意味不明な道路標識 »

2016年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ブログランキング

プロフィール

最近のトラックバック

土佐人のブログ

無料ブログはココログ